症状Q&A
膝に関する症状
よく耳にする変形性関節症とは何ですか?
変形性関節症とは
関節の軟骨がすり減った影響で、関節が炎症を起こした状態です。
痛みや腫れ、違和感、水が溜まるといった症状が現れます。加齢や関節の酷使、体重の負荷、怪我などその原因はさまざまです。
主にX線(レントゲン検査)、MRIや血液検査で見つかることが多い症例です。
ただ、体表から触知すれば分かりますし、視診で分かることも多いです。
どの関節にも起こり得るのですが、股関節や膝関節、足関節、手指が好発部位です。
というのも、酷使する関節だからです。
手指の関節で起こる場合は、へバーデン結節、プシャール結節とも呼ばれます。
この場合、関節リウマチとの鑑別診断も必要となります。なので安易に自己判断で決めつけるのはとても危険です。
治療法として、軟骨の摩耗の防止に効果的な治療はまだ確立されていません。
関節症の悪化の防止には適度な運動負荷と肥満の改善や労働量の調節や関節炎のコントロールが必要です。
また機能的な治療として関節周囲の筋肉の柔軟性、周囲の筋力の維持がとても大切です。
もし、同じ症状でお悩みの場合は当院にご相談ください。